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健康診断

たがやクリニックの健康診断

当院では、企業向けの定期健康診断はもちろんのこと、個人の方が受ける健康診断も幅広く実施しております。加えて、日進市の指定医療機関として、地域の皆様に安心できる診療環境を提供しています。
健康診断は、症状がない方でも健康管理の一環として重要な役割を果たします。多くの疾患は初期段階では無症状であることが多いため、定期的な検査を受けることで、早期発見と適切な治療が可能になります。これにより、病気が進行する前に対処し、健康的な生活を続けることができます。
ご自身の健康状態を知るためにも、ぜひ定期的な受診をお勧めいたします。特に、忙しい日常生活の中で健康診断の重要性を見過ごしがちですが、定期的なチェックは将来の健康への投資とも言えます。詳細なご質問やご相談がありましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。

雇用時健康診断

雇用時健康診断は事業者が労働者を雇い入れる際に行う健診です。労働者・雇用者の安全確保、職場での健康リスクの低減を目的に、健康状態や身体的適性を確認します。
当院では、雇用前・入社時の健診を行っています。各職場・職種において必要な検査、所定の書式などにも適宜対応しておりますので、お気軽にご相談ください。

費用

雇用時健康診断 9,000円(税込み)

所要時間

1時間程度

結果のお渡し

最短で翌診療日の午後にお渡しが可能です。

健診内容

  • 診察(聴診・触診)
  • 身体測定(身長・体重・血圧・腹囲)
  • 視力
  • 聴力
  • 検尿(糖・蛋白・潜血)
  • 胸部レントゲン
  • 安静時心電図12誘導
  • 肝機能(AST・ALT・γ-GTP)
  • 脂質(TG・LDL・HDL)
  • 血算(血色素量・赤血球)
  • 血糖(グルコース)

定期健診

定期健診は労働安全衛生法規則第44条に則り、事業者が労働者に対して毎年1回以上行わなければならない健康診断です。医師が以下に示す項目の健康診断を実施します。なお、深夜業や坑内労働など特定業務従事者に対しては、年に2回以上行う必要があります。

費用

35歳、40歳以上の方 9,000円(税込み)
39歳以下、35歳除く 6,000円(税込み)

健診内容

35歳、40歳以上の方
  • 診察(聴診・触診)
  • 身体測定(身長・体重・血圧・腹囲)
  • 視力
  • 聴力
  • 検尿(糖・蛋白・潜血)
  • 胸部レントゲン
  • 安静時心電図12誘導
  • 肝機能(AST・ALT・γ-GTP)
  • 脂質(TG・LDL・HDL)
  • 血算(血色素量・赤血球)
  • 血糖(グルコース)
39歳以下、35歳除く
  • 診察(聴診・触診)
  • 身体測定(身長・体重・血圧・腹囲)
  • 視力
  • 聴力
  • 検尿(糖・蛋白・潜血)
  • 胸部レントゲン

※身長・腹囲、胸部レントゲン、喀痰、貧血、肝機能、血中脂質、血糖、心電図検査については、医師が必要ないと判断した場合、省略することができます。

メディカルチェック

運動に関する悩みは年齢や生活環境によって異なります。健康とは、単に病気がない状態だけではなく、身体的・精神的・社会的に充実した状態を意味します。特に、人生100年時代を迎えた今、健康的に長く生活を楽しむためには、個々の健康課題に応じた適切なケアと運動が欠かせません。 当院では、年齢やライフステージに合わせたメディカルチェックを提供しています。これは、皆様が安全かつ効果的に運動や日常活動を行えるよう、体の状態を専門的に評価し、最適な運動プランやアドバイスを提供するものです。適切な運動は、健康維持や体力向上に欠かせない要素です。 運動を始めたいけど不安がある方や、健康維持のためのサポートが必要な方は、ぜひ当院のメディカルチェックをご利用ください。

運動療法はこちら

健診内容(例)

  • 診察(聴診・触診)
  • 身体測定(身長・体重・血圧・腹囲)
  • 検尿(糖・蛋白・潜血)
  • 胸部レントゲン
  • 安静時心電図12誘導
  • 肝機能(AST・ALT・γ-GTP)
  • 脂質(TG・LDL・HDL)
  • 血算(血色素量・赤血球)
  • 血糖(グルコース)
  • 体組成検査(inbody)
  • 骨密度検査(DIP法)
  • 頸動脈エコー

 

オプション検査(自費診療)

心電図 2,200円(税込み)
胸部レントゲン 2,200円(税込み)
便検査(便潜血2回法) 1,100円(税込み)
血液型検査(ABO型、Ph型) 1,100円(税込み)
体組成検査(inbody) 660円(税込み)
骨密度検査(DIP法) 4,400円(税込み)
頸動脈エコー 4,400円(税込み)

 

特定健診

対象者は40歳以上74歳以下の方で、各医療保険に加入している被保険者です。特定健診は、生活習慣病(糖尿病や高血圧など)の早期発見・予防を目的としています。特定健診を受けるためには、加入している医療保険者によって異なる手続きが必要です。

日進市国民健康保険に加入している方には、日進市保険年金課から受診券が送られます。この受診券を持参して、市指定の医療機関で健診を受けてください。
その他の保険者に加入している方は、加入している医療保険者に問い合わせることで受診方法を確認できます。ご自身の保険者は、健康保険証や後期高齢者医療被保険者証で確認可能です。

後期高齢者医療健診

対象者は、75歳以上の方、または65歳から74歳までで後期高齢者医療制度に加入している方です。この健診は、基本的な健康状態のチェックを行い、日常生活における健康リスクを早期に発見し対処することを目的としています。

30代さわやか健診

対象者は、30歳代の方です。実施期間は年度によって異なりますが、通常は年に一度、健康状態を確認するために行われます。健診内容は、主に生活習慣病やがんの早期発見を目的としています。

肝炎ウイルス検診

肝炎ウイルスの感染有無を確認するための検診です。B型肝炎やC型肝炎などのウイルス検査を行い、早期治療の必要性を判断します。これらのウイルスは無症状で進行することが多いため、定期的な検査が重要です。

がん検診

がんの早期発見を目的としています。がんは早期発見・早期治療が重要で、定期的な検診を受けることで早期発見の確率が高まります。当院では以下のがん検診が受けられます。

肺がん検診  胸部エックス線検査で、肺の状態を確認します。
大腸がん検診 便潜血検査で、大腸に異常があるかどうかを調べます。
前立腺がん検査 50歳以上の男性を対象に、血液検査(PSA検査)で前立腺がんのリスクを評価します。

健康診断で異常を指摘された方へ

当院では過去に受けた健康診断や人間ドックの結果について詳しく確認したい方、再検査も実施しています。お気軽にご相談ください。
以下では、健康診断で異常を指摘されることが多い項目について解説します。

血圧が高いと指摘された

血圧が140/90mmHg以上となった場合は高血圧と診断されます。高血圧は自覚症状が少ない一方で、放置すると心臓病や脳卒中、腎臓病などの重大な合併症を引き起こすリスクが高まります。当院では、患者様一人ひとりに合わせた治療を提供するため、まずは高血圧の原因を詳しく調べた上で、最適な治療プランをご提案いたします。
高血圧の管理には、生活習慣の改善が非常に重要です。 特に減塩は、血圧を効果的に下げるために欠かせません。また、季節の変化に伴う血圧の変動にも注意が必要です。当院では、季節に応じた対策や、適切な食事療法・運動療法も含めた総合的なアプローチでサポートいたします。さらに、患者様の状態に応じて、最新の薬物療法をご提案し、最適な治療を進めてまいります。
高血圧の管理は長期的な取り組みが必要ですが、正しい治療と生活習慣の改善で、リスクを大幅に減らすことが可能です。お気軽にご相談ください。

高血圧症はこちら

コレステロールの数値が高いと指摘された

特に中年の方、脂っこい食事が多かったり、運動する機会が減り、最近体重が増えてきたと感じている方は、コレステロールの数値に注意が必要です。コレステロール値が高い状態を放置すると、動脈硬化が進行し、心臓病や脳卒中といった深刻な病気につながるリスクが高まります。
コレステロールは、LDL(悪玉)コレステロール、HDL(善玉)コレステロール、そして中性脂肪(TG)の3種類に分けられます。これらの数値は、食生活や運動習慣によって大きく変わりますが、忙しい日常の中で改善が難しいことも多いと思います。正しい食生活や運動習慣、そして必要に応じた薬物療法を通じて、コレステロールの数値を適切に管理することが大切です。お気軽にご相談ください。

脂質異常症はこちら

尿酸値が高い・痛風の可能性を指摘された

高尿酸血症は、尿酸が体内に過剰に蓄積される状態で、これを放置すると痛風発作や腎臓の障害、さらには心血管疾患のリスクが高まることが知られています。尿酸値が高い状態は自覚症状がほとんどなく、気付かないうちに進行するため、定期的なチェックが重要です。特に、食生活の乱れ、飲酒、運動不足が要因となって尿酸値が上がりやすい方は、早めの対応が大切です。
痛風発作が起こると、突然の激しい痛みや腫れが現れます。典型的には、足の親指の付け根などの関節が赤く腫れ、わずかな動きや触れただけで耐え難い痛みを引き起こします。痛みが強くなり、日常生活に支障をきたす前に、できるだけ早く適切な治療を受けることが発作の悪化を防ぐ鍵となります。
当院では、高尿酸血症や痛風発作に対して、患者様それぞれの症状や生活習慣に向き合って治療・管理法をご提案しております。痛風発作が発生した際には、まず痛みや炎症をしっかりと抑える治療を行い、その後、尿酸値を安定的にコントロールするための生活指導や薬物療法を行います。
尿酸値が高いと指摘された方や、痛風発作の兆候を感じたら、お気軽にご相談ください。

高尿酸血症(痛風)はこちら

尿素窒素・クレアチニンの数値が高いと指摘された

腎臓は、体内で不要になった老廃物を尿として排出し、水分や電解質のバランスを調整するなど、健康維持に欠かせない重要な役割を果たしています。健康診断や医師から「尿素窒素やクレアチニンの数値が高い」と指摘された場合、それは腎機能の低下を示しているかもしれません。このような状態を放置すると、腎臓の機能が徐々に悪化し、慢性腎臓病や末期腎不全に進行するリスクが高まります。これにより、日常生活に支障をきたす可能性もあります。
当院には腎臓専門医が在籍しており、腎機能の低下が早期に発見された場合でも、適切な治療を行うことで進行を遅らせることが可能です。腎臓の異常は多くの場合、自覚症状が少ないため、定期的な検査や早めの診断が非常に重要です。患者様一人ひとりの状態に合わせた治療法を提案し、食事や生活習慣の改善指導から薬物治療まで、総合的にサポートいたします。
また、蛋白尿や高血圧、貧血など、腎臓の機能低下によって引き起こされる関連症状にも対応し、全体的な健康管理を目指します。「腎臓が悪いかもしれない」と少しでも不安を感じたら、お気軽にご相談ください。

腎臓内科はこちら

血糖値が高いと指摘された

多くの方は、糖尿病について「血糖が高くなる」「メタボリックシンドロームの人に多い」「尿が甘くなる」「インスリン注射が必要」といったイメージを持っているかもしれません。確かに、糖尿病は血糖値が高くなる疾患ですが、それ以上に重要なのは、放置すると体に深刻な影響を与えることです。
糖尿病は、かつて「やせ細り、その後死に至る病気」として恐れられていましたが、1920年代にインスリンが発見されたことで、適切な治療を受ければ長生きできる病気になりました。しかしながら、糖尿病による合併症で苦しむ方は今なお少なくありません。糖尿病は、動脈硬化を進行させることで脳卒中や心筋梗塞を引き起こすリスクが高く、さらに全身の細い血管や神経にダメージを与えることによって、重大な合併症が生じます。
糖尿病の三大合併症として知られるのが、糖尿病性腎症(人工透析が必要となることがある)、糖尿病性網膜症(失明の恐れがある)、糖尿病性神経障害(足の切断のリスクがある)です。これらの合併症を防ぐためには、早期発見と早期治療が何よりも重要です。
糖尿病が疑われる症状がある方や、健康診断で高血糖を指摘された方は、お気軽にご相談ください。

糖尿病内科はこちら

尿潜血を指摘された

健康診断や検査で尿潜血を指摘されても、自覚症状がないため受診をためらう方が多いかもしれません。尿潜血とは、目には見えない微量の血液が尿に混じっている状態です。その原因は多岐にわたり、慎重な評価が必要です。
尿潜血の原因で最も多いのは、泌尿器科疾患です。具体的には、尿路結石や尿路系の癌、尿路感染症などが考えられます。これらは泌尿器科での精査が重要となるため、尿潜血を指摘された場合、まず泌尿器科の受診をお勧めするのが一般的です。特に、肉眼で見える赤い尿(肉眼的血尿)が出た場合は、多くの方が早めに受診しますが、尿潜血のように自覚症状がないケースでは受診をためらいがちです。
しかし、尿潜血が見つかった場合は、軽視せず適切な検査を行うことが大切です。まれに重大な病気が隠れていることもあり、癌が発見されるケースも少なくありません。リスクの高い方には、尿沈渣検査(尿中の沈殿物を顕微鏡で観察する検査)や尿細胞診(尿中の癌細胞の有無を調べる検査)、超音波検査(腎臓や泌尿器系の形態異常を調べる画像検査)など、さらなる精査が必要です。
また、尿潜血に加えてタンパク尿がある場合は、糸球体腎炎などの腎臓内科疾患の可能性が考えられます。糸球体腎炎は、腎臓の機能が低下する病気で、放置すると末期腎不全(透析治療が必要な状態)に進行する恐れがあります。この場合、腎生検などの詳しい検査が必要となります。
尿潜血を指摘された方は、お早めにご相談ください。

タンパク尿を指摘された

健康診断や検査で蛋白尿を指摘された場合、その重要性が分からず、受診を先延ばしにしてしまう方もいらっしゃるかもしれません。タンパク尿は、腎臓の機能が低下しているサインであり、放置すると慢性腎臓病や、さらには末期腎不全(透析治療が必要な状態)へ進行する恐れがあります。そのため、早めの対応が非常に重要です。
尿検査は、針を使わない簡単で負担の少ない検査であり、腎臓の状態を把握するために非常に有用です。軽度の蛋白尿では自覚症状がないことが多いため、健康診断で指摘された時点で病院を受診することが大切です。高度なタンパク尿の場合は、尿の泡立ちなどの自覚症状が現れることがありますが、軽度の段階では検査なしでは気づきにくいのが実情です。
タンパク尿が見られる原因には、糖尿病や高血圧といった慢性疾患が代表的ですが、他にも一過性のタンパク尿や腎臓以外の疾患(血液疾患など)も考えられます。さらに、ステロイド治療が必要な疾患など、治療の介入が必要なケースもあるため、原因の特定には専門医の診察が欠かせません。
タンパク尿はそのままにしておくと腎機能障害が進行し、末期腎不全に至るリスクが高まります。しかし、適切な治療を早期に開始することで、腎機能の低下を抑え、進行を遅らせることが可能です。当院では、タンパク尿の原因を精査し、腎臓の健康を守るための最適な治療を提供しています。
タンパク尿を指摘された方や、腎臓の健康に不安がある方は、ぜひお早めに当院にご相談ください。

肝臓の異常を指摘された

肝臓に関係するASTやALT、ALP、YGTP、アルブミン、ビリルビンなどの数値に異常が出ている場合、肝臓機能が低下している状態です。
肝臓は、タンパク質や糖の代謝、解毒作用などがあります。しかし、コレステロールやアルコールの過剰、ウイルス感染、お薬の副作用などで肝臓機能が低下してしまう可能性があります。
肝臓の異常を指摘された場合、原因を調べるために超音波検査や血液検査を行います。
肝臓は自覚症状が乏しく、「沈黙の臓器」とも呼ばれています。異常を指摘されたら早めに再検査を受けましょう。

貧血と指摘された

貧血とは、血液中の赤血球が不足している状態を指しますが、その原因はさまざまで、早期に検査を受けて原因を特定することが重要です。貧血の原因を調べる際には、MCV(平均赤血球容積)という赤血球の大きさを示す指標が役立ちます。
MCVが低い場合は、赤血球が小さくなっており、これは鉄分の不足が原因であることが多いです。特に、胃潰瘍や胃がんなど、消化管からの出血によって鉄分が失われ、貧血が引き起こされることもあります。このような場合、貧血を放置せず、早期に検査を受けることで原因を明らかにすることが大切です。
一方、MCVが高い場合は、ビタミンB12や葉酸の欠乏による貧血、あるいは肝障害が疑われます。この場合も、さらなる採血検査を行って原因を詳しく調べる必要があります。
また、消化管からの出血が疑われる場合は、当院では内視鏡検査ができないため速やかに止血処置が可能な医療機関での治療を手配いたします。
さらに、貧血の一因として腎性貧血が挙げられます。腎臓は、赤血球の生成を促進するホルモンであるエリスロポエチンを分泌していますが、腎機能が低下すると、このホルモンの産生が減少し、十分な赤血球が作られなくなります。これにより、腎臓の機能が低下している方は貧血を発症しやすくなります。
貧血は、単なる疲労感や体調不良だけでなく、深刻な病気の兆候である可能性もあります。貧血を指摘された場合は、ぜひお早めにご相談ください。